メンタリストなかしゅんの心理学ブログ

心理のプロがいろんな所に飛び込んでメンタリズムしてみた!

平成最後のお花見で催眠術教えてきました☆〜現実はものすごく曖昧

先日意識高い系中島さん

http://www.nakajima-it.com/entry/2019/04/04/190000

のお力をお借りしまして、お花見を開催しました。

題して平成最後のお花見です!

中島さんにはとてもお世話になっていて、中島さんのオフ会に参加しては、メンタリズムについてプレゼンしたり、催眠かけたりしてます(笑)

5月6日の会には僕も参加します。

僕も登壇します!

中島さんの会は毎回めちゃくちゃ楽しいので、みなさん是非ご参加ください!

今回のお花見は中島さんの会のグループラインのみで募集したのですが、お花見には満員になるぐらい多くの方が参加してくださり、それがあまりにも楽しかったのでブログを書きます。

参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!!!!

現実はものすごく曖昧

でもいつもこう、いざ書こうとしてみると、何書いていいか全然わからないんですよね〜

昨日もめちゃくちゃ喋りましたし、話したいこと、伝えたいことは尽きないなと思ったんですけど、書くのってやっぱちょっと難しいですね!頑張って書きます💪

昨日僕がみなさんに様々な心理の技を見せることを通して伝えたかったことは

「我々の現実はものすごく曖昧」ということです!!!

もうほんとに、ものすごく曖昧で、ちょっとしたことで簡単に書き換わっちゃうのが我々の脳であり、現実なのです。

昨日のお花見のハイライトとして面白かったのは、催眠にかかって自分の名字をずーっと間違えて覚えさせられていた方です(笑)

いや〜今思い出しても面白いですね!(笑)

本当の名字は中村なのに、ずっと村上だと思ってるみたいな感じです。

めっちゃ面白いです(笑)

それ以外にも昨日はみんな自分の名前をぽんぽん忘れていましたが、自分の名前を忘れるなんて信じられないですよね!?

もちろん僕も昔はそう思っていました!

でも催眠を始めとした、心理のちょっとした技を使えば、本当に誰でも健忘を起こせてしまうのが人間の脳のすごいところなんです!!!

 

人間の脳は自分が思っているよりずっとガバガバで柔らかく、その脳が認識している現実って曖昧なのです。

思い込みの中で生きているのが我々なんです。みなさんが催眠はやらせだと思っていたように

でも曖昧だからだめだとか言ってるんじゃなくて、ガバガバで認識が穴だらけだからこそ、我々はもっと自由に思考ができるし、思い込みの束縛から開放された時にものすごい力を出せるポテンシャルを秘めていると僕は思っています。

だってずーっと慣れ親しんできた名前などを、本気で忘れられるってすごいことだと思いません!?

こんな例で恐縮ですが(笑)とにかく我々が思っているよりも脳は柔軟で、けっこういろいろできるのです。

脳の勝手な(自然な)思い込みを外すことができれば、もっといろんなことができるのです!!!

「己を変えることができれば、世界も変わる」

ガンジーのこんな言葉があります。

世界は自分の写し鏡にすぎない。外界にあるすべての傾向は自分自身の中にある。

己を変えることができれば、世界も変わる。自分の性根を変えた男には、世界も態度も改める。これこそが教えの極意だよ。

こんなすばらしいことはない。幸せはここからはじまる。

*Gizmodo「ガンジーが言っていない「ガンジーの名言」7つ」

「己を変えることができれば、世界も変わる」かっこいいですね〜

本当はガンジーが言ってないとかそんな野暮なことは気にしないことです!

これが僕が催眠術のデモンストレーションを通してみなさんに伝えたかったことです!

 

我々は全てのものを自分の心のフィルターを通して見ています。

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※錯視で右の羊のほうが白く見えますが、2頭とも同じ色の羊です!

 

人それぞれ違った色眼鏡をかけて、違った世界を見ているのです。

それは錯視錯角などの脳の機能的なものもありますし、思い込みや見間違い、個人の性格や嗜好などによってもあります。

たとえば、人は自分が価値があると思っていることにお金をつかいますよね。

ある人は一万円でゲームのガチャに課金するかもしれません。ある人はコスメだったり、服に使ったりするかもしれません。他にも本にだったり、美味しいものを食べることにだったり、人にプレゼントすることにだったり、旅行に行くことにだったりと、、、使い道は全然ちがいます!!

人それぞれ重要だと思っていることが全然違うわけです。だから、見えているものもまったく変くるのです。

「ゲームに一万円課金するなんて意味わからない!」と思う人もいるかもしれませんが、ゲームにめちゃくちゃ熱中してる人にとっては、どんなに美味しいものよりも、かっこいい服よりも、旅行に行くよりも、ゲームのキャラクターに胸が熱くなります。

コンビニでiTunesカードに目が行くことはあっても、Supremeコラボの雑誌(そんなものがあれば)などには気づきすらしないでしょう!!

このように人それぞれ見えている世界は全然違うのです。ゲームが好きなひとはゲームのキャラがかっこよくみえる色眼鏡をかけているということです。

 

そしてだからこそ「己を変えることができれば、世界も変わる」のです!!!

自分を変えるのは、私たちが思っているほど難しいことではありません。

暗示で記憶や思考や知覚が変わったように、私たちは柔らかく、柔軟に書き換わる意識を持った存在です。

でもこれは諸刃の剣で、望ましい方向にも望ましくない方向にも、どちらにも変わりやすいのです。

だからこそ知っておかなくてはなりません。

私たちの意識はものすごく曖昧なのです。

私たちの自我というものは、さまざまな方向からの影響を絶え間なく受けています。

テレビから看板から日常会話に至るまで、全て私たちの意識に影響を与えています。

いやいやながらテスト勉強をしようと思っても、ちょっとラインの通知がなれば意識はそちらになびいてしまいますし、テレビで納豆ダイエットが放送されれば、次の日のスーパーで納豆が売り切れたりするわけです。

最初に書いた例で言うなら、色眼鏡を変えさせようとしてくるわけです。

現実を認識している我々の色眼鏡は一瞬たりとも同じ状態ではなく、常に揺れ動いています。

僕はそれを自らの意識によってコントロールし、望ましい方向に変えていく必要があると思っています。

自分の心の手綱は自分自身で握っておこうということです!!

いやじゃないですか、気づかないうちに他人の言いようにされてるなんて。

その第一歩としてできるのは、まず自分自身の認知の曖昧さ、自我の変わりやすさというのを実感しくことです。

それを実感するためには催眠術は良い「道具」になります。

昨日の会を通じて、みなさんの常識の枠を少しでも広げることができたのなら、こんなに喜ばしいことはありません。

想像が世界を変え、ルールも書き直すーインセプション

最後に、僕が大好きな映画「インセプション」のセリフから

最強の寄生虫は?アイデアだ。頭の中の想像から街が生まれる。
想像が世界を変え、ルールも書き直す。だから、俺はそれを盗む。

ーWhat's the most resilient parasite?
An Idea. A single idea from the human mind can build cities.
 An idea can transform the world and rewrite all the rules.Which is why I have to steal it.

映画「インセプション」より

 

世界を書き換えるのは他でもなく、私たちの心なのです