「現実を書き換える方法!?」~目の前にある現実は、一瞬あとには過去になり、消え去ってしまう。~
あなたは今、この文書を読んでいます。
ディスプレイの光が目に入り、スマートフォンの重みや感触を手で感じ、周りの音が耳に入ってきています。
このようにして私たちが感じている「今ここ」というのは、猛烈な勢いで過ぎ去り、永遠の過去へと消えていきます。
3秒前のことを思い出してみてください。
あなたがこのブログの冒頭を読んでいたほんの数秒前の瞬間というのは消え去り、今ここには存在しません。
一瞬一瞬が常に過ぎ去っています。
目の前にある現実は、一瞬あとには過去になり、消え去ってしまうのです。
それは今この瞬間もそうです。
そしたら、現実ってなんなんでしょうか?
特殊相対性理論で時間と空間が同じもの(時空連続体)だということを示したアインシュタインはこんなことを言っています。
"現実なんてただの幻想だ。とはいえ、とてもしつこいがね。"
"Reality is merely an illusion, albeit a very persistent one."
確かに、現実は目の前にありますが、それは僕らが思っている以上に確固としたものではありません。
一瞬で過ぎ去って消えてしまうのが現実だと思うと、現実の実在性は薄まりますよね。
アインシュタインに言わせれば、そもそも現実なんてillusion、幻想なんです。
そして今日の本題ですが、
だからこそ現実は書き換えることができるのです。
このブログは僕に会ったことのある人に向けて書いているので、詳しい説明は省きます。
僕の技を体感したことのある人の「どういうカラクリなの?」という疑問を氷解させることができたらと思っています。
名前を忘れさせるのも、力が強くなるのも、わさびの味が変わるのも、肩が軽くなるのも、決して不思議なことではありません。
※力が強くなるといっても実際にマッチョになるわけではありません(笑)でも腕相撲は強くなります!
どんな技にも必ずカラクリがあります。
そしてカラクリがあるということは、訓練すれば誰にでもできるということです。
大切なのはまず世界の認識を改めることです。
認識を変えればできるようになります。
認識を変えるとは言い換えれば、もっと正確に世界を捉えるということです。
心が現実を作っている
核心となる理論はは、我々の心が現実を作っているということであり、だからこそ我々の心が現実を書き換えるということです。
ほとんどの人は現実の臨場感が強すぎるのです。確固としてあり、変わらないものであると思っているから変えられないのです。
現実を作っているのは心です。
たとえば心がなかったら、札束なんてただの紙切れです。ありのままの物理的な世界を見ているんだったら、一万円札をもらっても嬉しくないし、落としてもなんとも思わないわけです。
ただのティッシュと同じです。
でも我々はあの福沢諭吉が印字された紙に一喜一憂しますよね!!
そういうことです!!!!
そういえば、近頃人物が変わるそうですね。
ちなみに僕はもうほぼ完璧にキャッシュレスです。
つまり我々は「心が作った世界」を見ているのです!!!!物理空間ではなく、情報空間に生きているのです。
夜のお墓を歩いていてトリハダが立つのもそうです。
あの石がおいてある空間が恐怖の空間になるのは、心が世界を見ているからです。
じゃなかったらただの岩なので絶対に怖くありません。花崗岩が怖い人なんていないですよね??
美しい女性を目の前にして胸が高鳴るのも、明日の発表のこと考えて胃が痛くなるのも、全部そうです。
心が現実を作っているというのがわかってきましたでしょうか?
そしてその現実を作っている僕らの心(脳)というのはバグだらけなんです。
その代表例が錯視です。
これは渦巻に見えますが、実際はただの円なので、なぞっても永遠に真ん中にたどり着けません。
有名なミュラーリヤー錯視!
下が長く見えますがどちらも同じ長さです。
これは視覚のバグですが、我々が物事を認識する時にもこれは起こるのです!!
それを認知バイアスといいます。
僕の専攻である認知心理学はこのへんがテーマです。
これは無限に語れてしまうので、カーネマン先生にパスします。
このTEDはめーーちゃくちゃ面白いです。
人間バグだらけだなーって思います。
記事の下に心理学の面白いTEDたくさん貼っておきますね!!
きれいな服を着た美人がニュースを読んでいると、ボロボロの服を着たおじさんが読んでいるよりも高い信憑性を感じてしまうみたいなのも認知バイアスです。
ハロー効果といいます。
脱線に次ぐ脱線をしている気がしますが、、、
なんだっけ、、、
現実を作っているのは心です。
バグだらけの心が作っているのが現実である以上、けっこう簡単に書き換えられます。
事実、現実というのは今この瞬間も常に変わっています。
アインシュタインも言うように、同じ現実というのは一瞬たりともないのです。
それがわかったら、あとは自分の望ましい方に変わっていくように、努力するだけです。
その時のポイントは臨場感です。
臨場感の高いものが現実になります。
マトリックスの中にいる人にとってはマトリックスが現実でした。インセプションでは夢の中にいる人にとっては夢は現実でした。
それと同じです。
腕相撲で勝ったのも、わさびの味を変えたのも、僕の心が臨場感を変えたからです。
そのスキルを身に着けたい人はこちらをクリック!!!
というのは冗談です。でもクリックした先のユーザーイリュージョンという本はおすすめです。
濃い本なのでぜひ数年かけて読んでみてください。僕も3年かけて読んでいます。
まずは世界の認識を変えることから始めましょう。
常識が能力を阻害します。
現実はあなたが思っているよりはるかに曖昧であるということをよく覚えておいてください。
- 作者: トールノーレットランダーシュ,Tor Norretranders,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 353回
- この商品を含むブログ (83件) を見る
この2つは読めば面白いですが、読まなくても僕が解説します(笑)人から聞いたほうが早い本ってありますが以下の本はそうです。
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)
- 作者: 下條信輔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/02/19
- メディア: 新書
- 購入: 21人 クリック: 90回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
そして以下は 苫米地英人さんの本ですが、難しい順に並んでいます。是非下から読んでください。
全部きちんと読めば人生が一変してしまうほどにおすすめです。もし何も知らない自分にアドバイスするとしたら、時間を無理矢理にでも作って今すぐ全部読め!って言います。
武術に学ぶ 一瞬で自分を変える技術 ~さらに自分のリミッターをはずす!
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2019/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
脳と心の洗い方(「なりたい自分」になれるプライミングの技術) (Forest 2545 Shinsyo)
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
あと、Netflixやってる人は、世界最高のメンタリスト「ダレン・ブラウン」のショーは見ておくべきだと思います。
Derren Brown: Miracle | Official Trailer [HD] | Netflix
ドキュメンタリーも是非
Derren Brown: The Push I Official Trailer [HD] I Netflix
あとは意識に関して面白いTED